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先日、「子供カット講習」の講師として平田が招かれました。
大盛況で大成功な講習会でしたので、おさらいの意味も込めて今日は子供カットのコツを伝授しようと思います。
「子供のカットはとっても大変!でもそれが良い思い出になる!」
さて、実は美容師さん達にとっても子供のカットは1番大変な仕事です。
何が大変かといいますと、「子供は動きまくる!」この一点に尽きると思います。
どれだけカットが上手でも、動きまくる子供を相手にするとプロの美容師でさえも失敗する事はよくあります。
ですから、子供のカットをする上でまず大切なのは、「頭を動かさないようにする!」という事が重要になってきます。
まずはネットに上がっている子供の動きをとめる方法をザックリまとめると、
1、YouTubeをみせよう!
2、YouTubeを見せない家庭はTV、もしくはDVDをみせよう!
3、それでも暴れるのなら、別の日にしよう!(もしくは寝てからチャレンジ!)
以上の3点でした。これは非常に効果的なので、ぜひやってみてください☆
「とにかく子供の動きを止めよう!」
YouTubeを見せていればカットに集中しやすくなります。まずはそういった環境を整える事から始めましょう。
また、お子さんと遊ぶ時に美容師さんごっこをして、手をハサミに見立てて「チョキチョキ遊び」をしてあげるとハサミへの抵抗感がなくなるので試してみて下さい。
「自宅でのカットで準備しておきたいものは?」
まずはハサミ、すきバサミ、クシ。この3つは必須アイテムです。すべて100均で手に入りますが、小さなお子さんを切る場合、ハサミの先が尖っていると怪我に繋がる怖れがありますから、多少丸みを帯びたハサミの方が安全だと思います。
ただ、丸みを帯びたハサミというのは厚みのあるハサミになりますから、ヘアカットにはあまり適しません。お子さんのカットを失敗している7割の方が、このハサミの厚みによるせいではないかと感じています。
続いて下に敷くビニールシートとカットクロス代があるといいですね。カットクロスは100均のポンチョなどでも問題ありません。カットする大人用にも1着買っておくのもよいでしょう。
カットする場所は基本的には子どもが落ち着いていられる場所を選んでください。
余談ですが、動く子供のカットって結構あせってしまうので、余裕がなくなるんですよね。ですから余裕を出す事が大事かなと思います。
最初は誰しもが失敗しますから、たとえ上手くいかなくても、怒ったりイライラしたりせず、楽しんでカットしましょう。
「カットは思い出☆」
お子さんのカットは良い思い出になる事でしょう。せっかくですから、インスタ映えするようなハサミやカットクロスを買って、可愛い写真をアップすれば、インスタに上げるためのイベントとしてお母さん達の気分も上がって楽しめるのではないかと思いますので、是非たのしんでチャレンジしましょう!